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コーチングの基礎を学びスキルアップ

自己実現や人材育成でコーチングが注目

 人が元々持っている能力潜在的願望等を引き出し、自己分析しあぶり出された目標や夢に向けてモチベーションを高め、ゴールに向けて行動を促して結果を出す

 自己実現や企業の人材育成・マネジメントに合っているコミュニケーション手法である。企業研修や人材育成で、コーチングが注目されて久しい

コーチングの基本プロセス

・現状とゴールを明確にする。

・現状とゴールの差異を具体的にする。

・課題と解決策を明確にする。

・結果を防げるものがあれば解消する。

・効果的な行動を促す。

コーチングの基本的な4ステップ

①ゴールを明確にする

 自身またはクライアントが将来どうなりたいのか、何をしたいのかをゴールとなる目的を決めることが大切。営業目標であれば、売上高や顧客獲得数、ダイエットならいつまでに何キロ減量。

 受験ならどこの大学に合格する為に、いつの模試までに偏差値60をクリアする等。明確な目標を設定する。

②現状を把握する

 目標を設定したら、自分自身が今どこにいるのか、現状を正確に把握することが必要となる。この目標までの途上で何ができていて、何ができないのか等の現状分析でもある。

③現状とゴールのギャップを埋める

 ゴールから現在地の現状を把握できれば、ゴールとの差がどれくらいあるのか、先ほどの偏差値で言えば60に対して、5足りない、減量目標の10キロに対して4キロ足りない等。

 このギャップをどうやって埋めて行けば良いのかをクライアントとコーチが一緒に考えて、課題点を引き出すこと。しかも、コーチが教えるのではなく、クライアントに考えさせることが大切である。

 クライアントが自分で考えて答えを出すのがコーチングの原則で、コーチはこの答えを引き出す役割である。

④最初の行動を決める

 コーチングは、クライアントに実際にゴールに向けて、行動に移してもらわなければ意味が無いので、0から何かを始めるのが一番大変と言われている。

 最初の行動に移して、小さな達成感から徐々に負荷の大きい行動に移して行くことが大切。

 まとめ:コーチングの基本は4つの項目で、ゴールに向けて現状とのギャップを埋めて行くことの、PDCAを回して行く。

基本的なスキル

①傾聴

 聞く力等の書籍のタイトルを読んだ記憶があるが、○○力のタイトルのハウツー本が一時期流行りましたが、傾聴は人の話を注意深く聞いて聴くこと。

 基本的に、人は中々自身に関係の無い事やどうでもいいかなと思うような話は、聞いている様で実は聞いていない場合が多い。

パッシブ・リスニング

 あいづちを打ち、「そうなんですね」と相手の言っている事に対して、ちゃんと聞いていますと安心感を与える沈黙して相手の話をじっと聞きながら口を挟まないで聞くこと。

 今度は、「それからどうしたのですか」等と相手の話の続きを促す様な先を促す聞き方。

アクティブリスニング

 話し手が言ったことをそのままオウム返しで、話し手は自分が言った言葉を聞き手が聞いてもらっていると思ってもらえる。

 クライアントの言ったことを要約し、話し手の内容の趣旨をまとめることで、クライアントに気づきを与えるまた、話し手の話を聞きながら「感情」を読み取りそれを投げ返す。

 人は「自分の話を聞いてほしい」「自分のことを理解してほしい」と言った欲求があり、話を理解し聞いてくれる人に対して信頼感や心を開示してくれる。

②質問

 コーチングでは、質問の力が大切とよく言われ、聞く力のタイトル同様の質問力等の書籍も多く出版された。

 人の思考回路は、質問によってあぶりだされる。つまり質問されることで、その答えを探そうと脳が働き答えを見つけようとする。

 適切な質問をすることで相手の顕在思考及び潜在思考も引き出すことができる。

 質問の手法には、大きく2つの話法がある。

「オープン・クエスチョン」と「クローズド・クエスチョン」で、相手の思考(答え)を効果的に引き出すことが可能である。

 「オープン・クエスチョン」は、相手の本音を聞き出して自由な考えを幅広く限定されずに引き出す手法。ただ、多くの答えが出しすぎて、絞り込んだ答えには不向きな側面がある

「クローズド・クエスチョン」は、答えが限定された手法で、YESかNO、カレーライスかラーメンの2者択一の質問である。

 なので、選択肢が限定された質問である為に、多くの答えは引き出せないデメリットもあり、両方の手法を使い分けながら質問をすることが大切。

質問の例で言うと、問題点を解決したい場合。

「オープン・クエスチョン」

①〇〇〇の課題を解決するのに、どうすればよいと思う?

「クローズド・クエスチョン」

②■案と、△案の課題解決方法は、どちらが良いと思う?

 聞く力は、すなわち相手に次から次へと話してもらわなければ意味が無いので、相手に話してもらう事が重要。

信頼関係を構築する手法

ラポールの原則

 コーチングにおいて、重要なのが信頼関係を構築する手法である。心理的に深い関係で繋がっている事をラポールと言う。

 相手が心を開いて普段は言わない様な本音や本心を話してくれるようになる。

 心理学の要素になるが相手との共通点、話すテンポ等様々な要素がある。

①呼吸を合わせる 相手が息を吸ったら吸う、息を吐いたら吐く、これだけのことを意図して行うことで相手と親密になれる。

②相手の話すスピードやリズムに合わせる   合わせる相手がゆっくり話をする場合は、合わせてゆっくり話し、早口で話す場合は、早口で話すと言う様にすると相手にとって、心地よいく親密度が高まる。

③相手の声の大きさ等を合わせる    話す相手の声の大きさやトーンを合わせると無意識的にとても心地よく心を開きやすい。

ミラーリング

 相手と同じ姿勢やしぐさを真似る。相手が足を組んだら自分も足を組む等、見た目を似せる事。

 相手が、頭を触ったらこちらも鏡に写った様な同じしぐさをすることが、信頼関係に有効であるエビデンスがある。

 大切なのは、あからさまにならない様に気づかれない事が大切。これは、無意識レベルにアプローチする手法である。

 あからさまにやると、相手にバレると意味がなくなるので、ワンテンポ遅れて姿勢を合せたり、まばたきを合せるなどもある。この手法もラポールを築く手法の一つである。

ペーシング

 これもラポールの要素の一つで前述の様に、人は自分と似た人を好きになると言った原則があり、話すテンポや速さを合わせる手法。

 早口の人に対しては少し早めにあいづちを打ち、テンションを合わせる。遅めの相手にはできるだけ似たテンポで話してみると、相手は話しやすくなり親近感を持つようになる

 テンションの高さを合わせるのは効果的で、クレーム等では怒りのテンションに合わせ高めに対応する方が、相手の怒りが収まりやすい言った事が分かっている。

ザイアンスの単純接触効果

 一番簡単な信頼関係を構築する手法として、接触回数が多ければ相手が好意を持ちやすいと言った法則を利用した手法である。相手との接触回数を増やすことで信頼関係を作りやすくする。

相手を承認する

 人は、自分を認めてくれる人を信頼して心を開きます。コーチングで大切なのは、相手をほめること

 特に、人柄や生活をほめる事が深い信頼関係を築くことができる。また、無理してほめなくても、相手を承認する手法として「否定をしないで受け入れる」こと。

 人との意見が違う場合、相手の事を否定しがちであるが「この否定」が信頼関係を崩してしまう

コーチングの目的のまとめ

①企業の場合「企業の成長や拡大」、「生産性の向上」、「人材育成やネジメント」等

②個人の場合「目標達成や問題解決」「自己実現」等

 これらのコーチングを、自分自身や知人等で練習して、組織で運用するまでコーチング・スキルを身に着ければ、人生が変わるはずです。

参考記事https://centerten2020.com/archives/609

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投稿者

radernakazawa1234@gmail.com
多業種での営業経験でトップセールス経験。 メーカー、証券、信用調査等多種多様な業種で経験を積む。 海外関連業務等の業務等も経験した異色コンサルタント。 企業調査や営業で経営者や経営幹部に直接面談は累計1万人以上に及ぶ。 経営学や株式投資等で影響を受けた著名人 ジム・ロジャーズ、ウォーレン・バフェット、ピーター・ドラッカー、 稲盛和夫氏等 多数 <経歴> •大手外資系半導体メーカー 勤務 •東証1部上場大手証券会社 勤務 •大手信用調査会社 勤務 •2011年に大手学習塾FCオーナーとして独立、現在は経営コンサルタントして活動中。

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