
コンテンツマーケティングって何?
CONTENT(コンテンツ)意味を辞書で調べると、電子的な手段で提供する情報のなかみと記載してあります。
コンテンツは、価値のある内容でなければ意味がなく、見込み客のニーズ(悩みや困りごと)を満たす価値の提供でベネフィットに繋がるものでなければいけないものです。
このコンテンツの制作や発信を通して見込み客のニーズを育成し、さらにはファン化して顧客化する過程のマーケティング(販売する手法)です。
スマートフォンが爆発的に普及する以前は、パソコン知識があるか無いかでインターネットへのアクセスができない人が多くいました。なので、パソコン知識が無い人はデジタルデバイト(情報格差)と言われ、情報格差が激しかった過去があります。
急速なスマートフォンの普及から、現在は老若男女がスマートフォンを駆使して様々な情報の入手が可能となっています。
つまり、消費者が自ら多くの情報を検索して購買の意思決定をしているのです。
従来のアナログ世界の販売業者(売り手)は、様々な情報を有していることから情報を有していない見込み客に対して強気のアプローチができました。従って、購買者側は情報弱者である為に、言いなりになるケースが多かったのです。
この購買経路とは異なった、Web経由での販売手法がデジタルマーケティングと言えます。
スマートフォンを手にした現在の消費者は、商品やサービスの購入前にWeb上から様々な情報を入手しています。これがカスタマージャーニーと言われる消費者が商品やサービスに興味を持ってから購買するまでの過程です。
情報発信者(販売者)が提供するコンテンツと言っても、その形態は様々です。
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大きく分類すると①ビジネスブログ ②eBOOK ③動画 ④オンラインセミナー ほか。
ビジネスブログ
記事を蓄積してメディアを構築できるメリットを生かして、ストック型のコンテンツでブログ記事が増えればサイトが充実します。
このコンテンツは、フロー型と言われるSNSを使って多くのユーザーに広める事が可能です。
eBOOK
見込み客の課題や悩みに対して専門性をアピールできる書籍に近く、しかも読みやすいボリュームの文書。業界トレンドやマニアックなトレンドや著者の経験や知見などカジュアルな読み物。
また、写真やイラストなどビジュアルな構成です。
配信方法もPDF等でウェブサイトから気軽にダウンロードできる形式が多いです。
提供メリット
専門性をアピールできて、見込み客の信頼を勝ち取ることができます。
早い段階で見込み客の関心を把握でき効率的なアプローチができます。
見込み客のメールアドレス(リード獲得)を取得できます。
動画
文章や画像だけでは伝わりにくい情報を、短時間で多くの情報をわかりやすく伝える事ができます。
昨今では、気軽にiPhoneなどのスマートフォンで動画の撮影や編集が気軽になり、YouTubeに投稿することが可能となった背景があります。
5Gの世界では、益々ユーチューバーも含めて個人や企業の利用が増える事が予想され、ささらにSNSでの拡散されるでしょう。
オンラインセミナー
Webを介して行うオンラインセミナーで、webセミナー、ウェビナーと言われています。
コロナ禍では、ZOOMを利用したオンラインセミナーが急激に普及しました。
見込み客に対して、ライブ配信ができ距離を問わないといった時間やコスト距離の移動の必要性がないなど様々なメリットがあります。
特に配信側には、会場費や設備レンタル費などがかからないコストメリットが大きいです。同様にユーザー側も移動コストや時間の削減になります。
集客が少なくても専門的なニッチなテーマでも開催が可能です。
ユーザー側としては、専門性の高いセミナーに参加でき録画機能があれば、何度でも見直しが可能です。
双方向のコミュニケーションが可能となります。
まとめ
コンテンツマーケティングには、メリットデメリットがあります。
メリットとしては、見込み客との接点がもてて、マーケットのニーズが顕在化していない商材を認知し教育することができます。
また、専門家としてのブランディングが可能となっています。
デメリットとしては、見込み客のアプローチに時間と手間がかかる等の点もありますが、中期的な取り組みとして実施してみてはと思います。